AoiroADの操作方法:自動通知設定でしきい値割れを見逃さない
「発注点を割っているのに気づかず欠品した」「在庫が減りすぎているのに誰も気づいていなかった」——こうしたヒヤリハットは、数値を毎日チェックする担当者の負担が原因で起きがちです。AoiroADの自動通知設定機能を使えば、しきい値を下回った(または上回った)タイミングでシステムが自動的にメールで知らせてくれるため、目視チェックに頼らない運用に切り替えられます。
自動通知設定とは
自動通知設定は、数値フィールドやクロス集計ビューの値があらかじめ決めたしきい値を超えた・下回ったときに、指定したユーザーへメールで知らせるルールを作成できる管理者専用の機能です。特定のアプリだけに限定されず、どのアプリ・どのクロス集計ビューに対しても設定できるのが特徴です。
2つのデータソースから選べる
- 通常アプリのフィールド:指定したアプリの数値フィールドを、レコード1件ごとにチェックします。例えば「商品マスタ」アプリの在庫数フィールドを直接監視する使い方です。
- クロス集計ビューの列:複数アプリを横断して計算したクロス集計ビューの結果を、行(商品ごとなど)単位でチェックします。棚卸・入出庫・商品マスタを結合して算出した「現在在庫数」のような、複数アプリをまたぐ計算結果を監視したいときに便利です。
設定手順
ハンバーガーメニューの「🔔 自動通知設定」(管理者のみ表示)から、以下の流れでルールを作成します。
- ①データソースを選ぶ:通常アプリのフィールド、またはクロス集計ビューの列を選択します。
- ②条件を設定する:演算子(未満/以下/等しい/以上/より大きい)としきい値を設定します。しきい値は固定値だけでなく、同じレコード内の別フィールド(例:発注点フィールド)や、クロス集計ビューの行の基準となるアプリの別フィールド(例:商品マスタの安全在庫数フィールド)を参照する設定もできます。数量が変動しても、基準側を直せば通知条件が自動で追従する仕組みです。
- ③通知先を選ぶ:ルールごとに、通知したいユーザーを複数選択できます。発注担当者と店長など、複数人へ同時に届けることも可能です。
活用シーン
在庫の発注点割れをキャッチする
「入出庫記録」アプリと「商品マスタ」アプリをクロスアプリ集計ビューで結合し、現在庫数を算出しているケースでは、そのビューの現在庫数列を自動通知設定の監視対象にできます。商品マスタ側の安全在庫数フィールドと比較する条件にしておけば、商品ごとに異なる発注点でも1つのルールでまとめて管理できます。
数値の異常値・逸脱を早期発見する
検査記録アプリの測定値フィールドが規定範囲を外れたとき、品質担当者へすぐ通知するといった使い方もできます。承認ワークフローと組み合わせれば、異常値の検知から確認・対応までの流れを止めずにつなげられます。
運用時に知っておきたいポイント
- 判定は1日1回実行されます。条件を満たしている間は毎日メールが届く仕様で、「一度通知したら止まる」といった制御はありません。裏を返せば、対応を後回しにしている限り毎日リマインドが届くということでもあります。
- ルールは「有効化/無効化」でいつでも一時停止でき、不要になれば削除もできます。季節性のある商品だけ一時的に監視したい、といった運用にも対応できます。
まとめ
自動通知設定を使えば、担当者が毎日画面を開いて数値を確認しなくても、しきい値を割っていれば1日1回のチェックでAoiroADのほうから知らせてくれるようになります(レコードを保存したその場で知りたい場合は、各アプリのビルダー画面にある入力時しきい値通知を使います)。特にクロス集計ビューと組み合わせることで、複数アプリをまたぐ在庫状況のような複雑な数値も、条件設定ひとつで自動監視の対象にできます。まずはデモ環境を試してみてください。


