Excel印刷テンプレートを使うと、アプリに登録したレコードの情報を、自分で用意したExcelフォーマットにそのまま埋め込んで出力できます。納品書・請求書・作業報告書・検査成績書など、決まった書式で印刷したい帳票を、レコード1件ごとにワンクリックでExcelファイル、またはA4サイズのPDFファイルとして書き出せます。

📑 できること

  • 自社の帳票フォーマット(罫線・ロゴ・項目名などをレイアウト済みのExcel)に、レコードの各フィールド値を自動で流し込めます
  • 画像・署名フィールドは、指定したセルに画像として埋め込めます
  • 他アプリを参照しているフィールドの追加表示項目や、承認・確認ワークフロー(フェーズ)の承認者名・確認状態・コメントも出力できます
  • 1つのアプリに複数のテンプレート(例:納品書用・受領書用)を登録し、出力時に選んで使い分けられます
  • 同じテンプレートのまま、出力形式をExcelファイルA4サイズのPDFファイルのどちらかから選べます(PDF用に別のテンプレートを用意する必要はありません)

⚠️ 印刷テンプレートの登録・管理は管理者がビルダー画面(アプリ作成・編集画面)で行います。レコードの出力自体は、そのアプリを使うすべてのユーザーが行えます。

🛠️ 利用フロー(5ステップ)

  1. サンプルExcelをダウンロードする:ビルダー画面(アプリ編集画面)の右側パネルにある「🖨️ 印刷テンプレート管理」から「📥 サンプルExcelをダウンロード」をクリックします。現在のアプリ構成に合わせたプレースホルダー(フィールドを表す差し込みコード)の一覧が入ったExcelがダウンロードされます。
  2. Excelでレイアウトを編集する:ダウンロードしたExcelを開き、一覧を参考にしながら、帳票として印刷したいレイアウト(罫線・見出し・ロゴなど)を作り、値を差し込みたいセルにプレースホルダーを記入します。
  3. 編集済みテンプレートをアップロードする:同じ「印刷テンプレート管理」の「Excelファイル (.xlsx)」欄で編集済みファイルを選び、「⬆️ アップロード」をクリックします。登録したテンプレートは「📋 登録済みテンプレート」に一覧表示されます。
  4. レコードフォームで「📥 Excel出力」または「📄 PDF出力(A4)」ボタンを押す:出力したいレコードを開くと、フォーム上部に2つの出力ボタンが並んで表示されます(このボタンはレコードを保存したあとにだけ表示されます。新規作成中のまだ保存していないレコードには出ません)。テンプレートを複数登録している場合は、出力するテンプレートを選んでからボタンを押します。
  5. 値が埋め込まれたExcelまたはPDFがダウンロードされる:テンプレートのプレースホルダーが、そのレコードの実際の値に置き換わったファイルがダウンロードされます。そのまま印刷・保存できます。
ビルダー画面の印刷テンプレート管理パネル。サンプルExcelのダウンロード、テンプレートのアップロード、登録済みテンプレート一覧が並ぶ
ビルダー画面の「🖨️ 印刷テンプレート管理」パネル(手順①・③)
レコード編集画面の上部に表示される印刷テンプレート選択と「Excel出力」「PDF出力(A4)」の2つのボタン
保存済みレコードのフォーム上部に表示される「📥 Excel出力」「📄 PDF出力(A4)」ボタン(手順④)

📄 PDF出力(A4)について

「📄 PDF出力(A4)」ボタンを押すと、同じテンプレートの内容をA4サイズのPDFファイルとして出力できます。PDF専用のテンプレートを別に用意する必要はなく、Excel出力と同じテンプレート・同じプレースホルダーがそのまま使えます。

  • 用紙サイズは常にA4固定です
  • Excel側で「印刷範囲」を設定していない場合は、データが入力されているセルの範囲がそのまま印刷範囲になります(特別な設定は不要です)
  • 結合セル・文字の太字/斜体・背景色・文字色・横位置揃え・画像の埋め込みは、Excel出力と同じように反映されます
  • メールに添付したり、そのまま印刷したりしたい場合はPDF出力が、あとでExcel側の内容を編集・加工したい場合はExcel出力が向いています

🔤 プレースホルダー形式

Excelのセルに、以下の形式の文字列(プレースホルダー)を記入しておくと、出力時にレコードの値へ置き換わります(Excel出力・PDF出力のどちらでも同じプレースホルダーが使えます)。field_key の部分は、各フィールドの「フィールドキー」に読み替えてください(サンプルExcelの一覧に、そのアプリで使える実際のプレースホルダーがすべて記載されています)。

プレースホルダー置き換わる内容
{field_key}そのフィールドの値
{field_key:image}画像・署名フィールドの画像を、そのセルに画像として埋め込む
{field_key.extra_fk}他アプリ参照(関連レコード)フィールドの追加表示フィールドの値。extra_fk は追加表示に設定したフィールドのキー
{field_2.approver}承認者の名前(フェーズ区切りフィールド)
{field_2.status}承認状態(フェーズ区切りフィールド)
{field_2[0].approver}0番目(1人目)の確認者の名前。[0][1]…と変えると2人目以降を指定できる
{field_2.approvers}すべての確認者の名前を改行区切りで並べる
{field_2.all_info}確認者名・状態・コメントをまとめて、読みやすい形式で自動整形して出力する

上の field_2 は、承認・確認ワークフロー(フェーズ区切り)フィールドのキーの例です。実際のキーはサンプルExcelの一覧で確認してください。

記入例

たとえば納品書のセルに、次のようにプレースホルダーを配置します。

お客様名: {field_1} 御中
納品日:  {field_3}
--------------------------------
品名:   {field_5}
数量:   {field_6}
金額:   {field_7}
--------------------------------
承認者:  {field_2.approver}({field_2.status})
署名:   {field_8:image}

このテンプレートでレコードを出力すると、{field_1} はお客様名の値に、{field_8:image} は署名画像に、といった具合にそれぞれ置き換わります。Excel出力・PDF出力のどちらを選んでも、置き換わり方は同じです。

⚠️ 注意点

  • 未入力のフィールドは空白になります。値が入っていないフィールドのプレースホルダーは、何も表示されず空白に置き換わります(プレースホルダーの文字列がそのまま残ることはありません)。
  • 画像は自動で埋め込まれます。data:image/ で始まる形式の値(画像・署名フィールドや、他アプリ参照経由の画像)を持つセルは、自動的に画像としてセルに埋め込まれます。
  • サンプルExcelにプレースホルダー一覧が付きます。どのフィールドがどのプレースホルダーになるか迷ったら、まずサンプルExcelをダウンロードして一覧を確認するのが確実です。フィールドを追加・変更したあとは、サンプルを取り直すと最新の一覧が得られます。
  • 出力ボタンは保存済みレコードにのみ表示されます。新規作成中でまだ保存していないレコードには表示されません。一度保存してから出力してください。
  • PDF出力の用紙サイズはA4固定です。Excel側でA4以外の用紙サイズを設定していても、PDF出力時はA4に変換されます。

よくある質問

Q. Excelの編集画面や出力結果はどこで確認できますか?
A. テンプレートの編集はお使いのExcel(またはExcel互換ソフト)で行います。出力結果も、ダウンロードしたExcelファイル・PDFファイルを開いてご確認ください。テンプレートの作成・編集はブラウザ上ではなくExcel側で行う点にご注意ください。

Q. Excel出力とPDF出力、どちらを使えばいいですか?
A. どちらも同じテンプレートから出力され、内容は同じです。メール添付や印刷などそのまま配布したい場合はPDF出力、出力後にさらにExcelで数値を編集・集計したい場合はExcel出力が向いています。

Q. PDF出力のために別のテンプレートを用意する必要がありますか?
A. 不要です。Excel出力用に登録したテンプレートが、そのままPDF出力にも使われます。

Q. 1つのアプリに複数のテンプレートを登録できますか?
A. できます。複数登録している場合は、レコードフォームの出力ボタンの横でテンプレートを選んでから出力します。

Q. プレースホルダーを書いたのに値が入りません。
A. フィールドキーが正しいか(サンプルExcelの一覧と一致しているか)、そのレコードにその値が入力されているかをご確認ください。未入力のフィールドは空白になります。