「自動通知設定」は、数値フィールドやクロス集計ビューの値がしきい値を下回った(または上回った)ときに、指定したユーザーへ自動でメール通知するルールを作成できる機能です。「在庫が発注点を下回ったら知らせてほしい」「経費の合計が予算を超えたら気づきたい」といった、日々の確認作業を自動化できます。管理者専用の機能で、ハンバーガーメニューの「🔔 自動通知設定」から開きます。

⚠️ 各アプリのビルダー(フィールド設計)画面にある「🔔 入力時しきい値通知」とは別の機能です。本ページの自動通知設定は1日1回のチェックでアプリ全体・クロス集計ビュー単位、ビルダー画面の入力時しきい値通知はレコード決定(保存)のたびに即時評価するフィールド単位の仕組みです。詳しい違いは本ページ末尾の比較表を参照してください。

監視できるデータソース

通知ルールは、特定のアプリに限定されません。以下の2種類のデータから監視対象を選べます。

データソースチェックの単位使用例
通常アプリのフィールドレコード1件ごと経費申請アプリの「合計金額」が10万円を超えたら通知
クロス集計ビューの列行(例:商品)ごと在庫一覧表の「現在庫数」列が商品ごとにしきい値を下回ったら通知

しきい値の指定方法

しきい値は「固定値」と「他フィールド参照」のどちらかを選べます。

  • 固定値:常に同じ数値と比較します(例:現在庫数が「10」を下回ったら)。
  • 他フィールド参照:レコードごとに異なる基準値と比較します。通常アプリが対象の場合は同じレコード内の別フィールド(例:現在の数量が発注点フィールドを下回ったら)、クロス集計ビューが対象の場合は行の基準となるアプリの別フィールド(例:現在庫数が商品マスタの安全在庫数を下回ったら)と比較します。

比較演算子は「より小さい(未満)」「以下」「等しい」「以上」「より大きい」の5種類から選べます。

通知ルールを作成する

一覧画面右上の「+ 新規作成」から作成します。ルール名・データソース・監視対象・条件・通知先を設定して保存すると、ルールが有効になります。

通知先は複数のユーザーを選択できます。1人以上選択しないと保存できません。

作成したルールの管理

一覧画面には作成済みのルールがカード形式で表示され、条件や通知先をひと目で確認できます。各ルールは「編集」「無効化(有効化)」「削除」の操作ができます。一時的に通知を止めたい場合は削除せずに「無効化」を使うと、設定を残したまま通知だけを止められます。

通知の頻度について

条件のチェックは1日1回行われます。通知頻度は、ルールの編集画面にある「通知頻度」で選べます。

  • 条件を満たす間は毎日通知(初期値):条件を満たしている間は毎日メールが届きます。在庫が回復するなど条件を満たさなくなった時点で止まります。
  • 条件を満たした時に1回:新たに条件を満たした項目だけ通知します(例:在庫が安全在庫を下回った日に1回)。満たし続けている間は届かず、条件を外れた後にまた満たすと、再び1回届きます。

判定は1日1回なので、1日のうちに超えてすぐ戻った場合は検知されません。「1回」を選んだ後で判定条件(対象・演算子・しきい値)を変えたときや、無効にしたルールを有効に戻したときは、あらためて満たしている項目が1回通知されます。不要になったルールは「無効化」または「削除」してください。

入力時しきい値通知との違い

各アプリのビルダー画面には、本ページとは別に「🔔 入力時しきい値通知」という機能があります。両者の違いは次の通りです。

機能 設定場所 評価タイミング 通知頻度
自動通知設定(本ページ) ハンバーガーメニュー 1日1回 毎日/条件を満たした時に1回を選択可
入力時しきい値通知 各アプリのビルダー画面 レコード決定のたび(即時) 常に/条件を満たした時に1回/1回のみを選択可

よくある質問

Q. 1つのアプリやビューに複数のルールを設定できますか?
A. できます。監視するフィールド・列や条件を変えて、いくつでもルールを作成できます。

Q. 通知が来なくなったのですが、原因はどう調べればいいですか?
A. まず一覧画面でルールが「無効化」されていないか確認してください。また、対象のアプリやクロス集計ビュー、通知先ユーザーが削除されている場合も通知は送信されません。なお、通知メールの送信そのものが失敗した場合(メールサーバーの一時的な障害など)は、そのアプリの作成者あてに「〇〇宛の通知メールが送信できませんでした」というお知らせメールが届きます。

Q. 通知は何度も届くのですが、1回だけにできますか?
A. ルールの編集画面で、通知頻度を「条件を満たした時に1回」にしてください。新たに条件を満たした項目だけ通知され、満たし続けている間は届きません。決定(保存)のたびに集計し、期間内の最初の1回だけ通知したい場合は、各アプリのビルダー画面にある「入力時しきい値通知」機能をご利用ください。そちらでは通知頻度を「1回のみ」に設定できます。