複数のアプリのデータを横断して集計し、1つの表として表示する機能です。プログラミング不要でノーコードで設定できます。

クロスアプリ集計ビューとは

たとえば「棚卸アプリ」と「入出庫アプリ」の2つのデータを組み合わせて、商品ごとの現在在庫数を自動計算することができます。それぞれのアプリに別々に入力されたデータを、商品名などのキーで結びつけて集計します。

集計ビューを作成する

メニューの「🔗 クロス集計」からアクセスします。

手順1:新規作成

「クロス集計ビュー」一覧画面で「+ 新規作成」ボタンをクリックします。

手順2:基本設定

  • ビュー名:集計ビューの名前を入力します(例:現在庫数一覧)
  • 基準アプリ:行の単位となるアプリを選択します(例:商品マスタ)
  • グループ化フィールド:行のキーとなるフィールドを選択します(例:商品名)

手順3:列を追加する

「+ 列を追加」ボタンで集計列を追加します。列ごとに以下の項目を設定します。

  • 列ラベル:表のヘッダーに表示される名前
  • 列タイプ:集計方法を選択(下表参照)
  • 対象アプリ:集計元のアプリ
  • 結合フィールド:基準アプリと結びつけるフィールド(例:商品名)

列タイプ一覧

列タイプ説明よくある用途
最新値(latest)日付フィールドが最新のレコードの値を取得直近の棚卸数量を取得する
最新日付(latest_date)日付フィールドが最新のレコードの、その日付自体を取得棚卸を実施した日付を表示する
合計(sum)数値フィールドの合計売上合計・入庫数の合計
件数(count)レコードの件数注文件数・作業記録件数
最大値 / 最小値数値の最大・最小最高気温・最低価格
計算式(calc)他の列を使った計算式(col0 + col1 など)棚卸数 + 入出庫数 = 現在庫数

選択肢の「(数字)」について

ドロップダウン選択肢の末尾に半角括弧で数字を付けると、その値を計算に使用できます。

選択肢の値画面表示計算での値
入庫(1)入庫+1
出庫(-1)出庫-1
調整(0)調整0

入出庫アプリ側で、区分フィールドの(数字)と数量を掛け合わせた計算式フィールド(例:入出庫数量 = 区分 × 数量)を用意しておくと、集計ビューの「合計(sum)」でそのまま在庫の増減を計算できます。

棚卸アプリ + 入出庫アプリ で現在庫数を計算する例です。

  1. 基準アプリ:商品マスタ グループ化:商品名
  2. 列1(最新日付):棚卸アプリ / 棚卸日(日付) → ラベル「棚卸実施日」
  3. 列2(最新値):棚卸アプリ / 棚卸日(日付) / 棚卸数量 → ラベル「最新棚卸数」
  4. 列3(合計):入出庫アプリ / 商品名 / 入出庫数量(区分(入庫(1)/出庫(-1)) × 数量のcalcフィールド) / フィルター:列2の日付以降 → ラベル「入出庫合計」
  5. 列4(計算式):col1 + col2 → ラベル「現在庫数」

日付フィルター(棚卸日以降のみ集計)

「合計(sum)」「件数(count)」「最大値・最小値(max / min)」の列では、期間フィルターで「基準日以降」を選び「参照列」を指定することで、その列の日付以降のレコードだけを集計できます。

例)棚卸日以降の入出庫のみを集計する場合:

  • 参照列(最新値の列番号):列2(最新棚卸日を持つ列)を指定
  • 日付フィールド:入出庫アプリの入出庫日フィールドを指定

ダッシュボードに表示する

作成した集計ビューはダッシュボードのグラフ・集計表エリアに表示できます。

  1. メニューの「⚙️ アプリ表示設定」を開く
  2. 「クロスアプリ集計ビューの表示設定」セクションで表示したいビューにチェック
  3. ドラッグ&ドロップで表示順序を変更
  4. 「設定を保存」をクリック

🖥️ 大画面表示(キオスク表示)

一覧画面の各ビューカードにある「🖥️ 大画面表示」から、そのビューだけをヘッダー・メニューなしの全画面表示で開けます(詳細は「集計・グラフの使い方」を参照)。5秒ごとに自動で最新の集計内容に更新され、作成した本人以外の同じ会社のユーザーでも表示できます。

SQL表示機能

集計結果ページの「SQLを表示」ボタンを押すと、集計内容をSQL文で確認できます。データの仕組みを理解するための参考表示です。

集計のしかたについて